ちっともとなかなか

先日、こんな出来事があり、私は言葉の大切さをあらためて考えました。

久しぶりに主人と、外食に行きました。
そこのおかみさんは、顔なじみで、御あいそを済ませたとき、「お孫さんと、また来てください。」と言ってくれました。

私は、その時   「ちっともこれないんです。」と言いました。

すると、おかみさんは「そうなんですね。」

それで私は、店を出ました。

車に乗ってから、ふっと、おかみさんとのやり取りを思い出しながら、、、、、、、。

ちっとも、来れないんです、、、って。

私、みいみに毎日でも会いたいけど、それは叶わないことだし、、お歳とりもお正月も一緒に過ごせて、二月の初めにも帰ってきてくれて、、。

一か月に一回も帰って来てくれているので、、、私は本当に嬉しく思っています。

なのに、おかみさんに「ちっとも」って言っちゃったんだろう~と。

ふとした言葉ではあるけれど、ちっともは、、、思いがかなわない、、というニュアンスを含んでいると思います。

なかなか、、、と言うと、、気持ちはあるけれども、なかなかそのようにはならない、、と言う相手の思いをくんだ表現のように思います。

たとえば子どもの勉強の話をした時。

「うちの子、ちっとも勉強しないんです。」

「うちの子、なかなか勉強、、、しないんです。しない、、と言うのではなく、出来ないんです。」という流れになるように思います。

なかなか、には相手の気持ち、立場から話をしているんではないでしょうか。

私は、このことを主人と話しなが帰って来ましたが、家に着くまでには、まとまりませんでした。

翌日、その話を、友達や患者さんに話しまし。

ちょっとした言葉の言い回しで、相手を残念な気持ちにしてしまうことがある、、し今までも私はずいぶんそんなことをしてきてしまった、

と思います。

二つのものを選んでもらう時「どっちがいい?」て聞いたら、「こっちで良い」と言うのと「こっちが良い。」は違うように思います。

こっちで、の、で、には、しかたないけど、こっちでいい、、、て言う感じ。

こっちが、の、が、本にはその人の意思を感じます。

しばらく、この話題で患者さんといろいろ話をさせてもらいたいと思います。



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この記事へのコメント
そうですね…言葉って難しいですよねぇ。

ちっとも と なかなか
これで と これが

他にもいろいろとあるでしょうけれど…

否定的になるか肯定的になるか決まってきますよね。

私も気をつけていきます(^-^;
Posted by かぢゅchan at 2013年02月21日 05:44
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